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CAMERA IN HAND: TALKING TOKYO CAMERA STYLE WITH JOHN SYPAL
2022年10月21日


ジョン・サイパルは生まれも育ちも米国ネブラスカ州ですが、2004年から日本で暮らしています。彼が日本の写真文化に魅せられて作ったインスタ・チャンネル@tokyocamerastyle は大人気です。ジョンがシンプルに「東京で出会ったカメラと写真」と説明するチャンネルは13万人という多くのフォロワーがいます。この中から選ばれた写真は2015年にテームズ&ハドソン社から出版されました。これに加えジョンは35mmの白黒写真で30回以上の個展を開いており、2017年には写真集「随写」がゼン・フォトギャラリーより出版されました。ビリンガム愛用者であるジョンに、私たちはどうしてもインタビューして、彼の作品とライフスタイルに関する質問をしたいと思いました。



ジョン・サイパル氏とライカMP、そしてビリンガム ハドレーワン



あなたの生い立ち、生活、キャリアなど、あなた自身について少し教えてください。

僕はここ15年日本に住んでいて、写真とは無関係な仕事に就いています。そのおかげでしばらくの間自分の興味のあること、主に写真ですが、を追い求めることができています。
撮影、フィルム現像、暗室での紙焼き、そしてギャラリーでの展示という一連のサイクルは私の生業というわけではありませんが、私の人生を豊かにしてくれる経験となっています。僕は東京にあるトーテムポール写真ギャラリーのメンバーです。ここは10人のアマチュア写真家と僕とで共同運営していて、作品を展示したり、活気のある東京の写真家たちと交流する場になっています。



写真を撮り始めたきっかけは、誰かの影響か何かですか。

大学では美術を専攻していて写真の授業は必修だったのですが、受講を後回しにしていました。高校で一学期だけ写真の授業を受けたのですが、その時は写真という媒体がしっくりきませんでした。それが変わったのは 2000年秋に大学でデイブ・リード教授に出会った時です。彼の写真入門の授業は素晴らしかった。何時間ものスライドを使った講義に加え、暗室での実習にも十分な時間がとられていました。その時使われた教科書はスティーブン・ショアの有名な入門書「The Nature of Photographs」でした。




ジョン・サイパルのインスタグラム"TokyoCamearaStyle"の一枚。



トーキョー・カメラ・スタイルをはじめたきっかけは何ですか。いつこのチャンネルを始めたのですか。また始めた理由についても教えてください。

2008年に僕は、一週間のあいだ東京の歴史ある通りのあちこちに写真を展示するイベントに招かれました。その時展示を見に来た人たちのほとんどが、自分でも首からカメラをぶら下げていて、イベントの最初の二日が過ぎたころ、この人たちの写真機材を記録するのも楽しいんじゃないかなって思ったんです。その頃は写真関連のウエブサイトやカメラのフォーラムを見ると、必ず誰かがフィルム写真は時代遅れで、完全に終わっているというような書き込みをしていました。僕はそれに対して「ちょっと待って。これを見てごらん」という気持ちでした。ちょうどそのころタンブラーという新しいブログサイトがあると聞いてアカウントを開設しました。内容を正確に表すタイトルが必要ということで自然にこの名前になりました。トーキョー・カメラ・スタイル(以下TCS)は偶然にも何か新しい流れの先駆けになりました。それまでも写真機材に関するウェブサイトはありましたが、持ち主と機材との関わりを中心に扱うサイトは皆無でした。TCSを始めてからいくつかの面白いスピンオフと類似アカウントが出現しました。カメラを撮影することはフォーラムで誰かの怒りを買うようなことから、インスタで 85パーセントの人がおすすめしてくれるものに変化したのです。よくできたモノまたは経験など「本物」に価値を見出す人が増えていると思います。TCSはカメラを題材にして始めたプロジェクトですが、最近は東京で開催される展示会やイベントの情報も盛り込んでいます。多くの人がハッセルブラッドの写真をダブルタップ(いいね)しますが、イベントや写真のショーや本などに関するポストも読者に喜んでもらっていると感じます。



インスタで一番人気があるポストはどれですか。

実は僕のライカ M6と最近暗室で仕上げて積み上げられた 5X7 プリントの写真です。これは面白いことだと思います。高額なカメラや珍しいカメラの写真よりも、カメラとプリントの組み合わせが示唆する、機材の使用による可能性の方にみんなが反応してくれたんですからね。これは言ってみればクルマの写真みたいなもので、フェラーリの座席に座る男の写真を見ると、それは「彼の」クルマの写真です。ところが写真にフェラーリだけが写っている場合は、「ちょっとこのクルマ、オレのものでもあり得るね」という可能性が出てくる(もっとも僕はランドクルーザーの方が好みですが)。多分人は写真の中の積み上げられたプリントの持つ潜在的な可能性に魅力を感じるのかもしれません。同じことが未開封のフィルムの写真にもあります。示唆される可能性、もしくは夢、といったことを人々がインスタで見るモノに投影しているのかもしれませんね。とは言うものの僕はインスタに関して何ら戦略のようなことがあるわけではないし、「いいね」を追い求めているのでもありません。僕が唯一目指しているのは自分が興味を持ったことを人と共有するということです。そして東京の写真を取り巻く状況は僕にとって信じられないほど興味深いんです。




ライカMPとモノクロプリントの写真がインスタグラム最も注目されたの投稿のひとつになった。



最近あなたは二冊目の本「ズイシャ」を出版されました。「ズイシャ」って誰(または何)ですか。少しこの本について詳しくまた、出版に至った経緯についても教えてください。

ズイシャは人ではなく、日本の文学用語「随筆」から派生した造語です。「随筆」は日本の身近なエッセイのジャンルで、気の向くままに書かれるものといった感じかな。漢字の「随筆」は筆の向くままという意味で、「随写」は外国人である僕が作った造語であるにも関わらず日本人の読者からは無理なく「レンズの向くまま」という意味に解釈されています。これは僕の撮影方法にしっくりきます。何かに反応したり、誰かと何か一緒にやっている時にシャッターを押す。朝目を覚まして、よし今日はこんな写真を撮ってやろうと決めるのではなく、何にもとらわれず目と心を開放した結果どんな写真が撮れるのか試してみる、というやりかたが好きです。




ジョン・サイパル写真集「随写」



本はどこで買うことができますか。

「随写」は写々者のウエブサイト www.shashasha.co/jp から購入できます。ここは写真集を集めたり、知らなかった写真家と出会えたりする素晴らしいサイトです。もう一冊のテームズ&ハドソン社から 2015 年に出版された「トーキョー・カメラ・スタイル」はAmazonで買えます。




ジョン・サイパル写真集「随写」から



どこかであなたが「持っているカメラとの関係によって、写真撮影の方法が変わる」と書いていらっしゃるのを読みましたが、もう少し説明してもらってもいいですか。

いいですよ。またクルマの例えに戻りますが、クルマはあなたを A地点から B 地点まで運んでくれるという役割があって、それが普通の人が第一にクルマに求めることであることに反対する人はいないでしょう。しかし人によっては、クルマを運転することは次の地点へ到達するということ以上のもの、クルマの運転感覚や説明不能なクルマへのこだわりであったりします。あなたが特定のカメラにこだわって使い続けると、ある時カメラはあなたの一部分になります。ほかの人がいやだ感じるカメラの使いにくさやクセが「個性」になります。同じことがほかの道具についても言えます。自転車、腕時計やカメラバッグなんかもね。
道具に対して時間を費やすと、その道具とのつながりが生まれます。これは消費主義などとは全く関係ないことです。私たちが使う道具は私たちにとって意味がある存在だと認めることで、道具は私たちが何か意味のあるものを生み出す手助けをしてくれる可能性があるということです。



あなたが外に出て撮影するとき、どんなことを探していますか。

僕は人々の営み、できれば下を向いてスマホのスクリーンを覗き込んでいるとかではなく、何かしている姿を求めています。これが段々難しくなってきていますが。交流、被写体同士の交流だけでなく、可能なら被写体と撮影者である僕との交流があると写真は面白くなります。僕は今まであまり気分を害するような出会いを経験していません。東京の人は外でカメラを持つ人がいても気が付かないか、気にしていないようです。




彼の友人スズキマコト氏が持つビリンガム ハドレーラージ インペリアルブルーキャンバスxタンレザー



あなたは毎週大量の写真を撮っていると思いますが、その中からどのようにインスタに載せる写真を選んでいますか。

僕は撮影したすべてのカメラをインスタに載せるようにしています。それぞれのカメラに対して数枚の写真を撮ってその中から選んでいます。タンブラーで6000ポスト、インスタで4000以上のポストをしてきましたが、重複するものはなくすべてオリジナルです。僕はタンブラーではリコーGRDを、インスタでは iPhoneを使っています。だんだん被写体となる機材によって良いアングルを見つけられるようになってきました。何らかの理由でフィルムカメラを見かけても撮影できない場合も多くあります。カメラを持っている人が先を急いでいる場合や、距離が離れすぎている場合などです。僕のような人間がとらえられるよりも、ずっと多くの面白い機材がまだまだありますよ。



あなたは写真術を勉強したか、あるいは正式なトレーニングを受けましたか。それとも時間をかけて習得したのでしょうか。

僕は大学で素晴らしい教授たちによる2〜3の写真のコースを履修しました。彼らが写真のある人生のきっかけを作ってくれました。その時に教わったワークフローや、写真を「見る」方法などを今でも使い続けています。僕は「継続」ということが大切で、「継続」そのものにも人を動かす力があると思います。途切れなく作品を生み出し、その経験から学ぶということが私の原動力になっています。やればやるほど、学ぶことがあるということです。その過程の中で素晴らしい先達や参加することが励みになる東京の写真家のコミュニティーを見出してきました。




彼のインスタグラムにはカメラだけではなく彼の愛猫マーゴットも登場する。



ご自分の作品にはどんな撮影機材をお使いですか。

僕の作品には主にライカM6またはMPと35mmのズミクロンレンズを使用しています。2019年にミディアムフォーマットの作品展を行いました。その時はペンタックスの 6x7、富士フィルムのGF670を使いました。僕はこのほかに 35mmのコンパクトカメラにカラーフィルムを装填したものをバッグにいれて持ち歩いています。



ほとんどの写真家は個人的に一番好きな写真があると思いますが、あなたがベストだと思う写真と、それを選んだ理由を教えてください。

この写真が今までで一番良い写真だというわけではないのですが、僕がなぜ出歩くときにカメラをいつも首からぶら下げているのかがよくわかる写真だと思います。ある夏の日の午後、僕は千葉から東京に向かう列車の先頭車両に乗っていました。すると突然列車が大きく揺れながら急停車したのです。その場所は近くに駅のない東京の東の住宅街を抜ける長い線路の上でした。何事かと窓から外を見ると女の子がこちらを見返していました。その子はフェンスを乗り越えて探検していたか遊んでいたかしていたのでしょう。幸い線路上にはいなく大事に至りませんでしたが、列車の運転手から大目玉を食らったはずです。僕の首にはカメラがかかっていて、これを逃す手はないと思い何度かシャッターを切ったんです。すべては数秒 という短い時間で起こりましたが、面白い写真が撮れました。写真の左上を見ると女の子の友達がまさにフェンスを乗り越えて、線路脇にいた女の子に加わろうとしているのが分かります。写真は視覚的に面白いですが、子供たちは線路で遊んではいけないということははっきりしています。




東京から千葉に向かう車窓より



今持っている機材バッグには何が入っていますか。

この質問は日本カメラという雑誌からされたところです。この取材のためバッグに機材を詰めてスタジオに持っていきました。彼らはその時の記事をここで使うことを許可してくれました。
普段はこんなにたくさんバッグに詰めていないのですが、この記事のために僕はライカMPに、35mmのズミクロン ASPH、50mm、f2.8 のエルマーM、35mmと 120mmのイルフォード、富士フィルムのミディアムフォーマット・レンジファインダー GF670、パナソニックの小さいフラッシュ、TCS タンブラーに使うリコー GRDIII、ポラロイド690(それにこれで撮影した何枚かの写真)を入れました。それからカメラ以外では 5x7 のプリントが一箱、日本文学の本が一冊(これはとっくに読み終わりました)、大きなスケッチブック(実をいうとこれはいつも持ち歩いているわけではありません)そして、予定帳(こちらはいつも持っています)が入っています。それからもう一つ、僕の好きなペットボトルの緑茶が一本。これはバッグの前ポケットに、暑い日にはバッグ本体の中に入れています。あなた方にビリンガムのバッグの保冷性を宣伝するつもりはないでしょうが、しばらくは飲み物を冷たいまま保存できますよ!取材用ではなく普段であれば、ライカMとレンズ、HP-5が何本か、GRDIII、予定帳、そしてこれだけは外せない冷たい緑茶がバッグに入っています。




日本カメラに紹介された彼のビリンガムハドレープロと収納機材。|日本カメラより



あなたはビリンガムのハドレー・ラージを二つ長い間使っていらっしゃいますね。そして最近になってハドレー・ワンを使い始められました。これらのバッグのことをどうお思いですか。これらのバッグの便利なところはどこでしょうか。

2012年のはじめに友達がビリンガムを肩にかけてギャラリーにやって来たんです。きれいなバッグだと感心していると、彼はそのバッグを15年も使用していると言いました。びっくりです。大学時代以来僕はあるメーカーのカンバス生地のバッグをボロボロになるまで使い、2〜3年ごとに買い換えたのですが、この時にビリンガムをお店でチェックしてみようと決めたのです。
お店で見たハドレー・プロはすごくカッコよかったのですが、ハドレー・ラージがサイズ的に自分にはぴったりだったのでそれを買って帰りました。着脱式のパッドインサートで使いやすく内部を仕切れるのに加えて、写真の本や印画紙をインサートとバッグの間に簡単に差し入れて収納することができます。これは街を歩くときに両手を自由にしておきたい僕にとってすごく便利なことです。撮りたいものを目の前にしたとき、両手がふさがっているのは面白くありませんからね。ハドレー・ワンはラージと比べて少し小さいですが、私の使い方は一緒です。僕はバッグを左肩にかけています。そして左側のポケットには予定帳とフィルムを、右側のポケットにはリコーGRDを入れています。僕は通常カメラを首にかけていますが、 そうでないときはメインの収納部に入れて、その両側に財布、携帯電話、自動販売機で買ったお茶などを入れています。
次に飛行機で移動するときには必ずハドレー・ワンを持っていきます。ストラップがスーツケースのハンドルにかけられて便利ですからね。それにワンの方はラージにはないバッグの上に持ち手がついていますからね。これもとても良い工夫だと思いますよ。




ライカMP、ライカM6、そしてRICOH GRを収納した彼のビリンガム ハドレーワン



あなたの一番好きなビリンガム製品はどれですか。理由も教えてください。

僕はハドレー・ラージを長年愛用してきました。このバッグの良い点は色々あります。予想以上にたくさん物が入るのと、パッドの仕切りとインサートがあるためバッグが型くずれしません。そしてこれはバッグをかっこよく保つだけではなく、機材の保護にも非常に役立ちます。ペラペラのカンバス地バッグと違い、ちょっと何かにぶつかったりバッグを手荒に下したりする時でも気を使いません。そしてこのバッグはどんな服装にも合います。僕はファッションとは無関係な男ですが、ビリンガムはジーンズに T シャツの時もスーツを来ている時もかっこよく決まると思います。クラシックなバッグのデザインは「カメラが入っていますよ」と主張することもなく、非常に丁寧に作られています。東京の街で見かけることも多いですが、銀座のライカ・ギャラリーのオープニングでは本当に沢山見ます。



あなたが一番好きで大事にしている機材は何ですか。それについてもう少し教えてください。

やっぱり僕のライカMPかな。2006年に東京のカメラ店で中古で手に入れて以来いつも持ち歩いています。このカメラですでに数千本のフィルムを撮影しましたよ。シャッターは 2 回取り替えて、本体とレンジファインダーも全部一度取り替えました(忠告:カメラは決して落とさないように!)。クロム塗装は角の所々で剥げてしまい、指を置く場所の塗装は完全に取れてしまっています。これは前にも言ったことですがライカ M の"目立たなさ"は僕にとっては被写体の反応に対してよりも、僕自身が使うときの経験に関して言えることなのです。毎日同じカメラを何年も使い続けると本当に体の一部になります。この感じを説明するのは難しいですが、時々カメラを自分の目の前に構えるのを意識する前にシャッターを押し終わっ ています。無論同じことがカメラバッグにも言えます。僕のビリンガムはいつも同じようにセットアップされているので、いちいち見なくても手触りだけで必要なものを即座に取り出せます。



もし重要なイベントや旅に一つだけ機材を持っていくとしたら、何を選びますか。

やはりライカMPです。カメラは単なる道具だと言えないこともありませんが、人間は道具や機械などに対して絆のようなものを築きます。何年もの間使い込んだこのカメラだから次に何が来ようとこのカメラを最初に選びます。




彼のライカMP。新宿にて。



この先写真の世界でどのような面白い発展が起こると思いますか。

いい質問ですね。様々なことが変化していく中で若い世代の人たちがフィルム写真に興味を持つことは良いと思っています。この流れが伝統的な暗室の技術にも広がっていってほしい。インターネットが私たちの生活の一部になり、必要とされていることは明らかです。しかし写真にかかわる有形の(モノにかかわる)側面は魅力的で、満足感が得られるものです。機材やバッグに対してだけでなく、仕上がった紙焼きの写真を手にしたときの充足感は味わい尽くすことのできないものです。努力を必要としますが、その努力も喜びの一部です。



写真を職業としようと考えている若い人たちにたいして何か助言はありますか。

僕はフルタイムで写真を撮っているプロの写真家ではないので、職業としての写真について何か言うことはできませんが、写真家として見つけた「成功」は個人的に興味が持てることを見つけて、それをやり続けることから得られました。本を出版しようとかいう狙いがあってTCSを始めたわけではありません。たまたま僕がやっていることを面白いと思ってくれる人たちがいて、そこから次第に広がっていきました。今多くの若者はすぐに手に入る成功や爆発的流行みたいなことを求めているんじゃないか、という気がします。技術的に優れた写真や映像があふれている世の中で、いきなり成功するスーパースターみたいな若い写真家が出現することは考えにくいと思います。大事なことはやり続けること。何かを時間をかけてや り続ければきっと気づいてもらえます。



これまでのプロジェクトや作品の中で一番誇りに思えるものは何ですか?

人々が楽しんだり、刺激されたりするものができたという意味ではTCSはやって良かったと思うし、これからも続けていきたいと思います。個人的な満足度でいうと、「随写」という本を出版できたことは別にして、多分休みなく写真を撮り続けられたこと、シャッターを押してから暗室でプリントを洗って乾かすまでという、カメラのある人生ならではの楽しみを得られたことだと思います。




ジョン・サイパル写真集「随写」から



あなたは他にも SNS のチャンネルをお持ちですか。読者がフォローできるよう教えてください。

TCSはタンブラーインスタにアカウントがあります。カメラに関するものではなく、カメラで撮った写真に関するものは johnsypal.com です。ここでは僕のポートフォリオ、作品を紹介しています。



あなたの作品を観たり、あなたに会うにはどこに行けばよいですか。今後、展覧会、講演、ゲスト出演などの予定はありますか?

僕の写真展は年に数回新宿のトーテムポールギャラリーで開催されます。35mmのカラー写真の展覧会が 2019年の9月24日から10月6日まで開かれます。東京に来たらトーテムポールは写真家や愛好家が訪ねるのにとてもいい場所です。いつも何かが起こっていて、1〜2週間毎に新しいショーをやっています。他の写真家たちがいることも多いので、同好の人を見つけておしゃべりできる場所です。




新宿トーテムポールフォトギャラリーでの個展風景



写真を撮っていない時は何をされていますか。写真以外で一番興味を持たれていることは何ですか。

考えてみると、昼の仕事の時間以外はすべて写真を中心にした生活をしていますね。東京の写真のシーンは先ほども言いましたが、非常に活発で、金曜日の夜などはどのギャラリーのオープニング、座談会に行くか決めなくてはならず、今日何かやっていないかななどと探すことはありません。今年はもっと日本文学を読んで日本文化への理解をより深くしようと考えています。東京での食事は美味しいですよ。これも文化を知る良い手立てです。




ジョン・サイパル氏とライカMP、そしてビリンガム ハドレーワン




John Sypal can be found at:

Website: http://www.johnsypal.com/

Instagram: https://www.instagram.com/tokyocamerastyle/

Tumblr: https://tokyocamerastyle.com

Totem Pole Photo Gallery: http://tppg.jp/

Zuisha Book: https://www.shashasha.co/en/book/zuisha-1

Tokyo Camera Style Book: https://www.amazon.co.uk/Tokyo-Camera-Style-John-Sypal/dp/0500291675/



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