2017年10月18日から29日まで、12日間にわたるアメリカ出張では、シアトル、オクラホマ、ニューヨークにある5つのカメラアクセサリー工房を巡り、ニューヨークで毎年開催されるPhoto Plus Expoに行ってきました。
アメリカで起こる数々の悲劇的な事件やあまり愉快でない政治などのニュースを聞くにつれ、不安を感じつつの出発でしたが、終わってみれば旅の先々で出会った人たちや、友人のあたたかいサポートのおかげで、思い出深く、充実した旅になりました。
今回は”店長おぐらのアメリカ出張レポート”というタイトルで、各地での旅を振り返りながら、店長おぐらが出会ったヒト、コト、そして撮影した写真をご紹介したいと思います。
そして、まずは失敗談から。
■ デカケルトキハワズレズニ
7年ぶりのアメリカ出張は出発時から大慌て。
那覇空港のチェックインカウンターでハワイに向かうオキナワの友人らと偶然出会い、キャッキャしていたのも束の間、係のひとに”エスタ申請してますか?”と問われ、”ン?エスタって何ですか?してませんけど”とシレっと答えたら、係のひとは少し残念な感じで、”では国際線に搭乗できない可能性がございますのでチェックインとお荷物のお預かりは成田まで。エスタ申請して認証された後、成田でもう一度チェックインお願いします” オーノー。
引きつった顔をハワイ行きでもりあがる友人たちに悟られないよう静かに立ち去り、急ぎ足でターミナルのレンタルPCへ。100円玉を入れ、係のひとに教えてもらった”ESTA”のスペルで検索。”ESTA(エスタ)申請サイト”なる検索結果をクリックすると、、、”出発72時間前までに申請スベシ!”との文言。とにかく申請するしかないと大急ぎで完了。
いつになったら認証されるかとターミナルでヤキモキしながらメールチェックするも新着メールは無し。で、すっきりしないまま成田行きの飛行機へとにかく搭乗。で、お席はなんとハワイ行きで盛り上がる友人たちのひとつ後ろ。間がひじょーに悪い。”神様がアメリカ行くなって言ってる” ”行かないのはいいけど皆になんて言おうか” ”寅さんでも海外旅行に行けなくなった話があっかなぁ”などと随分とネガティブな気分にひたりながら、ビールを飲みました。
ビール飲んで、落ち着いて考えてみると ”ん?さっき申請したサイト、ちょっとおかしいかも”。初めて使う機内有料Wifiでふたたびインターネットへ。で、先の申請サイトは代行業者と判明。まぎらわしい!ESTAの公式サイトで再申請すると、ほどなく認証ーーーーーーーーーー。イェーイ!弱気退散!
先の代行業者ESTA Online Centerにキャンセルを申し出ると、すごいスピードで返信があり、手数料7000円あまりを返金するとのこと。まだ申請してなかったんですね、、だから出発72時間前までに申請スベシ!なのですね、、。ちなみにESTA公式サイトでは申請料の19ドルのみ。直ぐに認証されるし手数料はありません。
成田空港へ着陸し、タラップで再び合流した友に”イヤーESTA忘れちゃってさー”と余裕のカミングアウト。人間ちっちゃいなー。
つづく